住宅の予算はどうする?
理想の家を建てる家で、一番気になってくることは、お金の問題ではないでしょうか?
理想の家を建てるため、建てた後ローン貧乏いならないように建てる前にしっかりと検討する必要があります。
予算はどのように考えれば良いのか一緒に考えていきましょう。
みんなの平均はどのぐらい?
令和元年度の国土交通省のデータによれば、土地の金額をのぞいた額で3235万円となっています。土地を含めると4000万円以上!ちょっと高すぎる!
私が住む所は田舎なので、多少は安いでしょう。と思い調べてみました。
私が住む田舎地域の平均は、土地を除いた金額で3012万円、土地込みで3570万円となってます。
やっぱり高いなぁという印象です。良くも悪くも平均ということで、前後ぐらいかなと楽観的に考えることも大事なのかもしれません。
年収から見て借りれる金額はどのぐらいか?
自分はどのぐらいの金額の家が建てられるのか、年収別に見る必要があります。今回提示するのはあくまでも「借りれる額」です。支払っていける額ではないので注意をしていきましょう。
楽天銀行の住宅ローンシミュレーションを参考にしています。フラット35の仕様です。
※総返済額 利子込です。元金均等返済
・300万円:2605万円まで 約月々:6.2万円
・350万円:3040万円まで 約月々:7.2万円
・400万円:4053万円まで 約月々:9.6万円
・450万円:4561万円まで 約月々:10.8万円
・500万円:5068万円まで 約月々:12万円
・600万円:6081万円まで 約月々:14.5万円
大体、このような感じになっています。
いくらぐらいの家を建てるかの目安は、雑誌やネットに記載されている情報だと、「年収の7倍」「年収の20~25%」となっています。年収300万円の方であれば月々5~6.2万円。年収400万円であれば6.6~8.3万円ぐらいになっています。
我が家はマイホームの他にも、田舎のため車2台が必要なのでなるべく20%以内に抑えられるように努力したいと思っています。
住宅ローンや支払いの失敗事例
①月々の支払いを減らしたいために、貯金のほとんどを頭金に使用してしまった。
→生活費が残っていないため、家電購入費用や諸費用・引っ越し費用などがなくなっ
てしまった。
②予算を決めているのに、次々付け加えたい物が増え予算オーバー。
→なんとかなるだろうは怖い。予算オーバーもこの程度までなら許容できるという最
低ラインは決めておいた方が良いかも。
③人生のライフプランを立てていなかった
→家を建ててから何人子供がほしいのか、車の買い替えはどの頻度でするのか、兄弟
での入学や高校進学など出費が重なる場合は大丈夫か、高校は私立に行くのかな
ど、考えられることはたくさんあります。
④建てた後の修繕費や固定資産税の支払い
→建てる時だけの金額に意識しすぎて、建てたあとのことを考えることが重要です。
修繕はグレード次第では10~15年など様々言われており、100万円以上するとのこ
と。固定資産税も1年で10万円以上などその分も考えておく必要がありそうです。
まとめ
住宅の価格を決める際は、借りられる金額ではなく、払える金額を設定する。そして、自分のライフプランを考えいつにどんなお金が必要なのかを予想することが大切だと思います。少しでも理想の家、人生設計を行えるように知識をつけていきましょう。
家を建てたいと思って始めること
みなさん、家を建てたいと思ったときにまず何から始めますか?
・家族と話し合いをする
・本や雑誌を買って調べてみる
・ネットやブログをみて情報収集する
・実際に住宅展示場に行ってみる
・家を建てている友人や職場の同僚に聞いてみる
等々、色々な選択肢があるかと思います。
私も家を建てようと思ってからYouTubeやインターネット、本を見て情報収集を行っています。
しかし、情報が多すぎてわかりにくくなっているのが現状かと思いますので、当ブログで少しでも分かりやすく、体験談を踏まえて家づくりの知識を発信していきますので、一緒に勉強して理想の住みやすい家を作っていきましょう!
まず、家を建てたいと思って始めることは
①理想の共有
「奥さんや旦那さん又は家族どんな家が理想なのかについて話をしてみることが大切だと思います」
・キッチンが広い方が良い
・家事が少しでも楽になれば良い
・家族で集まるスペースを大事に
・子供が勉強しっかり出来る家が良い
・書斎や趣味のスペースがほしい
等々
逆にこんな家は嫌だよねと反対の意見も持っておくと、家族の共通認識が高まり家も建てやすくなると思いますます。(私の家族も今話合い中です…)
②予算を決める
予算に関しては、単純に借り入れが出来る金額や月々このぐらいなら払えるだろうとマイホームのことだけ考えのはあまり良くないのではと考えています。
子供がいる方は教育費のこと、いない方も今後の予定などによって大きく金額が変わってくると思います。
まず、現在の家計を見つめなおし、今後のライフプランでどのような出費がかかるのかを検討する必要があります。
我が家では、家計簿をつけ始めたことと、人生のライフシミュレーションを考えました。下記のシミュレーションにて検討しています。
〇自分で描く未来予想図 ライフシミュレーションプラン
〇日本FP協会 ライフシミュレーションプラン
〇金融庁 ライフシミュレーションプラン
③どの時期に建てたいのか
・子供が小学校に上がったとき
・転校するタイミング
・転職のタイミング
・1年後
・いくらかお金をためてから
等々、建てるタイミングを検討することも重要かと思います。
もちろん、一番は生活環境に合わせて建てることが良いと思います。
ただ、今の現状としてコロナの影響や輸送費用の高騰、ロシアとウクライナの戦争による木材輸入の制限などにより、木材価格が高騰しているようです。数年待って値段が下がるのかもわからないため、夫婦で話あい、今が良いのか、待った方が良いのかじっくり検討してみてください。
我が家では、数年経っても価格はあまり変わらないのではないかと考えており、予定通りの期間で建てようと考えています。
今回は簡単にですが、家を建てたいと思ってから考えることを挙げてみました。
一つでも参考にして頂ければ幸いです。